ずん胴体型はリブフレアのせいかも
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2022.07.16
皆さん《リブフレア》をご存知ですか?
攻撃力高そう
何となくかっこいい感じしますよね。
炎系の魔法っぽい雰囲気
「あなたはリブフレアですね」なんて言われたら何となく誇らしく思っちゃうかも知れません。
でも喜ばないで下さい♂
リブフレアだと
・肩こり
・腰痛
・ずん胴
等々…いい事なんて1つもありません
【目次】
① リブフレアとは?
② リブフレアだと何が悪い?
③ 腹圧の不足により体幹の不安定
④ 呼吸の質の低下
⑤ 脊柱ラインがフラット化
⑥ ずん胴体型
⑦ リブフレアのエクササイズ
結論だけ読む人用の要約
① リブフレアとは?
《リブフレア》とは、肋骨が開いたポジションの事です。
お腹と肋骨角の境目の部分、みぞおちから斜めに肋骨のラインが広がっていきますよね。
この肋骨ラインを《肋骨弓》といいます。
そして左右の肋骨弓が合流する角度を《肋骨角》といいます。
肋骨角が90°以上開いている状態をリブフレアといいます。
② リブフレアだと何が悪い?
リブフレアには以下のような問題があります。
①腹圧の不足により体幹の不安定
②呼吸の質の低下
③脊柱ラインがフラット化
④ずん胴体型
1つずつ説明していきます。
③ 腹圧の不足により体幹の不安定
僕らは基本的には骨格によって体重を支えています。
ただ、その柱の役割を持つ背骨が中心よりも後方に位置しているので、骨格だけでは前方が十分支えられません。
そこでお腹の圧力によって体幹の前方を支えています。
腹部で風船を膨らませて肋骨前方をジャッキアップしているイメージです。
リブフレアではこの圧力《腹圧》が上手く入りません。
そのため体幹が不安定で 手足に力が入りにくかったり、背骨の支える負担が強くなり過ぎてぎっくり腰になったりしやすいです。
④ 呼吸の質の低下
腹圧は横隔膜(肺の底面の筋肉)を持ち上げて肺を圧縮し、息を吐く事にも働いています。
リブフレアで腹圧が上手く入っていない状態では、息を十分吐けません。
肺活量はバケツの水のようなものです。
10L容量のバケツで水をくみ出すとして、
10Lくんでも それを半分しか捨てなかったとしたら、バケツには5L水が残っているので、次に組める量は5Lですよね。
息も吐かなければ吸えません。
⑤ 脊柱ラインがフラット化
肋骨は単独で動くわけではなく、背骨とセットで動きます。
リブフレアになるのは 肋骨が前方に押し出されるからですが、それは胸椎の反りによって起こります。
胸椎が反ると、代償として腰椎や頚椎は元々持っていた反りを失っていきます。
つまり背骨の生理的弯曲(頚椎が反る・胸椎が丸まる・腰椎が反る)が減って棒のように真っ直ぐ過ぎる背骨ラインになります。
この状態では、背筋の過緊張が起こり疲れやすくなり、 また体幹の支持力も低下する事になります。
⑥ ずん胴体型
リブフレアは下部の肋骨が開いたようなポジションです。
そのため、ウエストのくびれが失われて、いわゆるずん胴体型になります。
⑦ リブフレアのエクササイズ
ご自分の肋骨角が90°以上の人は、リブフレアを抑制剤してくれる《内腹斜筋》にもっと働いてもらう必要があります。
以下のエクササイズを継続してみて下さい
↓↓
リブフレア改善【内腹斜筋エクササイズ】
結論だけ読む人用の要約
お腹と肋骨角の境目の部分、みぞおちから斜めに肋骨のラインが広がっていきますよね。
この肋骨ラインを《肋骨弓》といいます。
そして左右の肋骨弓が合流する角度を《肋骨角》といいます。
肋骨角が90°以上開いている状態をリブフレアといいます。
リブフレアだと以下の問題があります。
①腹圧の不足により体幹の不安定
②呼吸の質の低下
③脊柱ラインがフラット化
④ずん胴体型
肋骨角が90°以上の人はこのエクササイズを頑張りましょう
↓↓
リブフレア改善【内腹斜筋エクササイズ】
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