【セルフケア】カーフレイズ(つま先立ち運動)
現代人は歩く習慣が圧倒的に減っています。
また舗装された道路しか歩きません。
そのため、足首を正しく使えていない人が増えています。
ソールが硬くて曲がりにくい靴やハイヒール等も、それを加速しています。
適切な足首の働きを取り戻す上で、長短腓骨筋の機能回復はとても重要です。


足首機能の低下している人に多く見られるパターンの1つに、足首が内返しの状態になっているケースがあります。

この状態では簡単に足首をひねって捻挫しやすいです。
また体重は足底の外側にかかった状態なのでO脚になりやすいだけではなく、
歩行時の体重移動が左右にブレやすく、膝や股関節・腰椎に負担をかけやすいです。
こういった人たちは足首強化のために、長短腓骨筋を鍛えるのが効果的です。
特に長腓骨筋は、足の横アーチ形成に重要な役割を担っています。
横アーチが崩れて偏平足傾向が強まると、足は補正のために外反した状態になり、外反母趾などの問題も引き起こします。
こういった方にカーフレイズはオススメです。
捻挫しやすい
歩行時の左右ブレが大きい
O脚
偏平足
カーフレイズは一般的にふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)をターゲットとするトレーニング方法です。
しかし正しいやり方を意識すると、結果的に長短腓骨筋のトレーニングとしても非常に効果的なものになります。
長短腓骨筋を単独で鍛えようとするよりも、足首の曲げ伸ばしの動きの中で鍛える事で、足首の日常的な動作の中での長短腓骨筋の使い方をマスターできます。
【カーフレイズ】

① バランスを崩さないよう壁などに捕まり立つ。
② 両足のつま先を正面に向ける。
③ ゆっくりかかとを浮かして、ゆっくり下ろす。
※ 足首が外方に逃げないように注意しつつ行って下さい。
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