【セルフケア】腹直筋ストレッチ
腹筋群には4種類あります。
・腹直筋
・外腹斜筋
・内腹斜筋
・腹横筋
一般的に「腹筋」と呼ばれているのは、この中で腹直筋を指しています。
6つに割れた、いわゆるシックスパックと呼ばれる筋肉です。
腹直筋は恥骨(骨盤の前方)からみぞおち(肋骨前面の下部)に付いているので、
作用としては「恥骨とみぞおちを近付ける」です。

ですので逆に言うなら、恥骨とみぞおちを近接させた状態を長時間続けていると、腹直筋の過緊張が生まれます。
腹直筋の過緊張が生まれると、恥骨とみぞおちが離れにくくなるので、背中の丸まりの原因になります。
その結果、
- 猫背
- 息を吸いにくい
- 腰痛
- 上半身を反らしにくい
- 前方頭位 (顔の前方突き出し)
などの原因になります。
ではどのような姿勢で恥骨とみぞおちが近接した状態になるのか?
最も一般的なのが座って腰を丸めた姿勢です。
ですので、特にデスクワークの方に腹直筋のストレッチはお勧めです。
【腹直筋ストレッチ】※ 右の場合

① 左脚を正座のように曲げます。
② 右脚はまっすぐ伸ばす。
③ 上半身をわずかに左にひねる。
④ 息を大きく吸って止める。
⑤ みぞおちを前方に突き出す。※ 腰が痛くない程度に
3呼吸程度 左右行う