【セルフケア】股関節伸展ストレッチ
現代人の生活はデスクワークが多く、
ずっと曲げていた股関節が反らしにくくなる傾向にあります。
股関節は前に曲げる可動域(屈曲)が125度
後ろに反らす可動域(伸展)が15度と、元々反らしの可動域は狭いです。
しかしこの股関節の反らしは非常に重要な役割を持っています。
歩く時や走る時に、地面を後方に押して体を前方に運ぶという役割です。
股関節の反らしが不足している場合、どのような事が起こるでしょうか?
股関節と腰は、様々な動作において協働関係にあります。
よほど意識しない限り、股関節を反らす時には腰も反り、
股関節を曲げる時には腰も丸まります。その逆もしかりです。
股関節の反らしが不十分な時、
歩行の際にサボってる股関節をサポートして腰を過度に反らしながら歩く事になります。
可動域が低下した股関節は、腰椎からすると仕事の出来ないパートナーのようなものです。
仕事量が増えて腰椎にダメージを蓄積させる事になります。
そこで、長く座っていた後には股関節を反らすストレッチをして、股関節伸展可動性を回復させましょう。
股関節伸展ストレッチ