レッドクリフPartⅡ(09.5/28)
患者さんから頂いたチケットで、『レッドクリフPartⅡ』を観て来ました。
FFさんありがとうございます!(⇒感謝のカタチ)
『PartⅠ』よりも断然良かったです。

ヒロインの小喬を演じる
リン・チーリン美しいですね。
これ、ほぼスッピンらしいです。
信じられませんね…
『レッドクリフ』は、三国志の中でも最も有名な「赤壁の戦い」を舞台にした物語です。
船団が燃えて、崖が赤い壁のように見えた事から「赤壁」という地名になったそうです。
『PartⅠ』では「赤壁の戦い」までの序章
『PartⅡ』で戦い本番といった感じです。

ジョン・ウーらしい、良くも悪くもドラマチックなサイドストーリーが、賛否の分かれ目かとは思います。
魏(曹操軍)の隊長・孫叔材と、魏軍に潜入した孫権(呉の君主)の妹・尚香との間に芽生える友情と、尚香の中に生まれる戦争に対する戸惑い、みたいな感じのサイドストーリーですが、孫叔材がイケメンだったりしたら多分作品の足を引っ張ったのでしょうね。 でも孫叔材のこんな「ノホ〜ン」とした、ボクトツとした感じがとても良かったのです。 (^ ^;)

役者としては、『PartⅠ』『PartⅡ』通して、中村獅童が抜群にかっこ良かったです。
海賊出身の武将・甘興を演じているのですが、いやぁサスガにガラの悪ーい顔してます!
海賊出身!納得!って顔です。
こういうガラの悪い役やらせたら
やはり中村獅童は光るモノ持ってますねぇ〜!
さて、全く違う作品の話になりますが、ジョン・ウー監督の作品として、僕が最も高く評価しているのが、
『それでも生きる子供たちへ』です。 http://kodomo.gyao.jp/
7ヶ国の監督たちが、それぞれの国の子供たちにスポットを当てた20分程度の作品を集めた
オムニバス映画です。
大抵シュールにまとめられてしまって、何が言いたいのか分からない作品になってしまうオムニバスですが、この『それでも生きる子供たちへ』は違います。
かなり完成度の高い作品がギュッギュッっと詰まってます。
そしてラストの『桑桑(ソンソン)と小猫(シャオマオ)』というジョン・ウーの作品…!
僕は映画館でズルズルに泣きました。 ぜひ皆さんに見て欲しい映画です。