肺活のすゝめ
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2022.05.22
長時間のデスクワークで猫背になってりしてませんか?
実は姿勢が悪くなると呼吸の質が低下して、不安やストレスなどのメンタルへの影響も大きいと言われています。
【目次】
① 横隔膜ってなに?
② 姿勢と呼吸の関係
③ 呼吸と自律神経の関係
④ 呼吸機能を高める『肺活』
結論だけ読む人用の要約
① 横隔膜ってなに?
呼吸は肺で行われていますが、肺は風船が集まったような構造で、自ら膨らんだり縮んだりする事は出来ません。
肺の周囲を覆う骨格を《胸郭(きょうかく)》と呼び、胸郭が拡張や収縮をする事で肺に空気が入ったり出ていったりしています。
胸郭は肋骨・胸骨・胸椎(背骨)で構成されていて、胸郭を拡張・収縮させる筋肉を《呼吸筋》と呼びます。
つまり呼吸には胸郭の柔軟性と呼吸筋の筋力が必要という事です。
その中でも特に重要な筋肉が《横隔膜》です。
横隔膜筋という名なら分かりやすいのですけど、
横隔膜という名称から 単なる膜組織だと思われがちな横隔膜ですが、これは膜状の
筋肉組織です。
焼肉屋さんのハラミと聞くと、横隔膜が間違いなく筋肉だとイメージできるでしょうか?
② 姿勢と呼吸の関係
なぜ良い姿勢は必要なのか分かりますか?
「第一印象を良くする為」と答える方が多いのですが、それももちろん大切です。
しかし最も重要なのは、良い姿勢は良い呼吸の為に必要です。
「良い姿勢」=「良い呼吸に最適な姿勢」を指しています。
もっとざっくり言うと「横隔膜が働きやすい姿勢」が良い姿勢です
③ 呼吸と自律神経の関係
姿勢が悪いと呼吸の質が落ちる為、呼吸の回数で補おうとします。
呼吸は自律神経とリンクしているので、
呼吸が浅く 呼吸回数が多いと、交感神経が優位になって、不安やストレスなどが高まってしまします。
交感神経が優位になると体も過緊張になるので疲れやすく、肩こり・腰痛なども起こりやすくなります。
逆に不安やストレスが多い場合も、呼吸は浅くなりやすいです。
その為、呼吸機能の低下は負のスパイラルに陥りがちです。
つまり姿勢の悪さ等から胸郭の動きが制限されて呼吸が浅くなる
↓
呼吸数を増やして対応
↓
交感神経優位
↓
不安やストレス
↓
ネガティブな心理状態で姿勢が悪くなりやすい
↓
呼吸機能の低下
↓
呼吸数を増やして対応
↓
交感神経優位
というような悪循環にはまってしまいやすいので注意が必要です。
浅くて早い呼吸が続くという事は、常に不安にさらされている状態を意味し、身体的にもメンタル的にも様々な悪影響が及ぶと考えられます。
昨今、コロナ禍やウクライナ情勢など社会全体に漂う不穏なムードの為に、不安を抱えて日々を過ごしている方は少なくありません。
不安解消の為に「元気を出せ」と言われても、それはなかなか難しい話です。
しかし呼吸を変える事は出来ます。
横隔膜が働きやすい体の状態を作る為のセルフケアをご案内します。
④ 呼吸機能を高める『肺活』
良い呼吸は良い人生の為に必須です。
肺を開放する生活習慣「肺活」
として、2つのエクササイズをご紹介します。
【土下座エクササイズ】
【腹筋活性エクササイズ】
これらのエクササイズを続ける事で姿勢と呼吸が良くなってくると感情も安定しやすくなり、
体の緊張も取れて疲労回復しやすい体質が得られます
姿勢を改善して、心も体もリフレッシュしていきましょう
結論だけ読む人用の要約
呼吸の質が悪いと、肉体的にも自律神経的にも緊張状態が続いて、リラックスが得られません。
以下のエクササイズを行って良い姿勢と良い呼吸を手に入れて下さい
【土下座エクササイズ】
【腹筋活性エクササイズ】
これらのエクササイズを続ける事で姿勢が良くなってくると、呼吸も自然と深くゆっくりしたリズムに改善してきます。
その結果、感情も安定しやすくなり、体の緊張も取れて疲労回復しやすい体質が得られます
姿勢を改善して、心も体もリフレッシュしていきましょう
市川整体院 bodytalk と
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